歯周病は重症化してしまうと、歯を支えるあごの骨が溶け出し、歯を抜かなければならない可能性があります。そのような事態を防ぐためには、症状が進んでしまった歯周病に対応できるだけの専門知識や技術、そして豊富な経験が必要です。
当院の院長は、日本歯科大学の大学院歯学研究科にて歯周病学を専攻し、歯周病治療を専門的に学んで、歯学博士の学位を取得いたしました。
また、歯周病治療においては20年(※)の経験がありますので、きっとご安心いただけるのではないかと思います。多くの治療経験の中で技術を磨いてまいりましたので、重症の患者さんでも治療・対応が可能です。
歯周病がなかなか改善しない、とお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
(※2019年現在)
歯周病は、お口の中の細菌によって引き起こされる病気です。その細菌は歯石やプラーク(歯垢)を元に繁殖しますので、当院ではこの元凶を断つために、歯石やプラークの除去処置「SRP」を行っています。
SRPでは専用の器具で、歯の表面や歯の根についた歯石・プラークを取り去りきれいにすることが可能です。この時に使用する器具は先端が鋭くなっていますので、硬い歯石を取る場合には痛みを伴うおそれがありますが、当院では院長または経験豊富な歯科衛生士がSRP処置を担当することで、できるだけ痛みを感じにくい治療を実現しています。
また、殺菌作用のあるレーザーを使って、歯周病の症状を改善させる取り組みも行っています。専用の光を当てて歯ぐきの炎症を改善させるほか、出血を抑えることができるのがレーザー治療のメリットです。光を当てるだけですので、ほとんど痛みがなく、患者さんの負担が少ない治療に大いに役立ちます。
歯周病治療においても、痛みができるだけ少ない治療を目指しています。
当院の歯周病治療には、さまざまな工夫と取り組みがあります。
より確実な治療をご提供するために、歯周ポケット(歯と歯ぐきのあいだの溝)や歯のグラつき具合(動揺)の検査、唾液検査、CT検査、位相差顕微鏡による検査などいろいろな種類の検査を行い、状態の把握に努めています。
また、お口の中の写真撮影やレントゲン撮影も行い、診断の精度をより高めるのも特長です。これらは、入念な事前検査を元に、患者さんへ最適な治療をご提案したいと考えているからです。
さらに当院では、必要がある場合に「歯周外科治療」を受けていただくことができます。外科的な処置で歯の根っこにまで付着した汚れや歯石、プラークをすみずみまで取り去る「フラップ手術」。メンブレンと呼ばれる特殊な膜を使い、骨が再生するスペースを確保する「歯周組織再生療法」。このような治療により、あごの骨の組織が破壊されているような重度の歯周病でも対応が可能です。
歯周外科治療は、健康保険の範囲内で受けていただけます。どうぞ安心してお声がけください。
歯周病は特殊な病ではなく、生活習慣を原因として引き起こされる「生活習慣病」です。つまり歯周病を改善するためには、生活習慣の改善がとても大切だと言えるでしょう。
当院には経験豊富な歯科衛生士がそろい、歯周病改善のための処置やアドバイスなどを担当しております。歯石の除去などの歯周病治療はもちろん、ご家庭での歯みがき方法や生活習慣の改善アドバイスなども差し上げます。
ご希望をいただければ、同じ歯科衛生士が継続して担当することも可能です。同じ歯科衛生士がずっと患者さんの歯やお口を見守りますので、状態の変化にも気づきやすく、より細やかなケアを行うことができます。ご自宅でのセルフケアについてもしっかりサポートをしております。歯周病でお悩みの方はぜひ当院へご相談ください。
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。
効果の高いみがきの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期健診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:9:30〜13:00
午後:14:30〜19:30
△:土曜日は17:00まで
祝日がある週の木曜は診療あり
休診日:木曜日・日曜日・祝日