院長プロフィール

私は、歯科医師だった母に憧れて歯科医師の道を選びました。大学院では歯周病治療を専門に学び、今現在でも研鑽を積みながら歯周病治療を特に得意分野としています。しかし、この地で先代から歯科医院を受け継ぎ開業する身になり、私自身の考え方に変化が見られるようになりました。それは、「幅広い症状に対応できる診療体制」と「地域貢献」です。

東京の下町と呼ばれるこの地域で皆さんに喜んでいただける診療をするには、何か一つの治療法で突出しているよりも、あらゆる症状へ平均以上の対応ができることを優先すべきだと私は考えます。そして、それが地域の皆さんのあらゆる手助けとなり、地域貢献としてお役に立てるのではないでしょうか。

歯科治療の際は、患者さんとの相互理解を大切にしています。治療法の良い点・悪い点を患者さんに理解していただけるまで、丁寧にご説明すること。患者さんのお口の現状や年齢、ライフスタイルや経済状態までを考慮し、最良の治療法を一緒に選ぶこと。歯科医師が一方的に治療方針を押しつけるのではなく、患者さんのご不安を取り除いてご納得いただくことこそ、良い治療の第一歩だと思うのです。

当院は痛みの少ない治療を行っておりますが、痛みを感じやすい治療の前には、その必要性や治療内容などを詳細にご説明しています。納得して治療を受けていただくための努力を、温かみのある治療姿勢を、私たちは常に怠らないようにしています。

母に学び、大学に学び、そして患者さんに学んだことを、これからも皆さんに還元してまいります。